小僧com
50,60はハナタレ小僧。人生の後半戦をアクティブに過ごす元気な小僧たちのコミュニティ。

       ようこそ ゲスト様        

今すぐ見積もりをする!チューリッヒに自動車保険なら、インターネット契約で保険料最大7000円割引!!
【PR】 退院も安心して迎えたい。アクサ生命の入院医療保険(終身型)『セルフガード』 フォントサイズ変更
トップページ > ジャーナル小僧 > アンチエイジングクッキング

グルメ アンチエイジングクッキング

【第五回】アンチエイジング食材としての雑穀 文・白澤卓二/料理製作・多田鐸介 医学博士・白澤卓二先生が、アンチエイジングの視点から求められる食生活を分かりやすく解説するシリーズです。毎回「ユリス麻布十番」総料理長・多田鐸介さんによる、アンチエイジングレシピもご紹介します。

●カロリーと寿命との関係

アンチエイジングクッキングの組み立ての中で、食材選びの次ぎに重要となるのが、摂取カロリーと栄養素の関係です。糖尿病をすでに発症している人は、摂取カロリーの管理が病気のコントロールには必須であることはすでに知っていると思います。しかし摂取カロリーを制限されたからといって、糖尿病食に幻滅を感じる必要はありません。決められたカロリーの枠の中で、いくらでも美味しいアンチエイジングメニューを組み立てることが可能です。しかし、仮に糖尿病を発症していない人であっても、将来における生活習慣病の予防のためには、カロリーは必要最低限に近い食事を心がけることがアンチエイジングクッキングのポイントです。ネズミをカロリー制限した実験でも、最終的には動物の寿命が3-4割延長していることが証明されています。適正なカロリーのコントロールが生活習慣病全般の予防につながること、過剰摂取が生活習慣病の発症、ガンの発症、認知症の発症につながっていることが科学的に明らかにされています。
しかし、厳密にカロリーを制限すると、時に、栄養素が足りなくなり、骨のミネラルや筋力が低下したりしますので細心の注意が必要です。低栄養による骨・筋力低下を予防するためにも、ビタミン、ミネラルを十分に確保する必要があり、野菜、フルーツやここでご紹介する雑穀などを食事の中に上手に取り入れていくことがアンチエイジングクッキングのポイントになります。

雑穀はタンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な健康食材のかたまりです

※ そばに含まれるポリフェノール成分であるルチンは血圧降下や血管強化作用があります。特にスプラウトにはそばの実の100倍もルチンが含まれています。肝臓病、高血圧、糖尿病などの生活習慣病の予防に効果が認められます。

※赤米の赤色系色素はタンニン、黒米の紫黒系色素はアントシアニンと呼ばれる強い抗酸化作用がある植物性フィトケミカルで、体の老化予防効果があります。また、雑穀はタンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な健康食材の固まりです。

※五穀米、古代米は良質タンパク質、ビタミンE、食物繊維など栄養素がすべて含まれた食材で栄養バランスが抜群なアンチエイジング食材です。

※雑穀に豊富に含まれる食物繊維には整腸作用があり、毎日の快適な便通を促します。雑穀は腸管でコレステロールの吸収をおさえたり、ビタミンなどの必要な栄養素の吸収を助けます。


アンチエイジングレシピ

■ 五穀米のリゾット 201kcal

そばの実、押し麦、もちきび、みどり米、紫米に含まれる良質たんぱく質、ビタミンE、食物繊維など栄養素がすべて含まれたおしゃれでヘルシーな五穀米のアンチエイジング・リゾットです。ポーチドエッグと大葉を添えて栄養のバランスをとりました。家族みんなで楽しめるファミリーメニューです。

[作り方]

@* 出し汁を沸かし、A(五穀米)を入れ、焦げないように混ぜながら15分煮る。
A1を塩こしょう(分量外)で味を調える。
B2にE(エクストラバージンオイル)を加え、皿に盛る。
C3にB(ポーチドエッグ)をのせ、上にC(大葉)とD(ごま)をあしらう。

[アンチエイジング・ポイント]

五穀米、大葉、エクストラバージンオリーブオイル、卵

[材料(5人前)]

A 五穀米 2パック(水にもどし1時間おく)
B ポーチドエッグ 2個
C 大葉 適量
D ごま 適量
E エクストラバージンオリーブオイル 30cc
*  出し汁 700cc
   
  

 

関連情報

アンチエイジング・クッキング 「アンチエイジング・クッキング」(講談社)
白澤卓二 監修・執筆、多田鐸介 料理製作/講談社 税込1,680円
●出版社 / 著者からの内容紹介
美しくなる食事、若返る食事
本書では老化を引き起こす真犯人、活性酸素を減らす抗酸化食材を取り入れたアンチエイジングメニューを紹介。あわせて、アンチエイジングの食生活法を提言。
●内容(「BOOK」データベースより)
アンチエイジングの視点から、求められる食生活を提言。抗酸化物質を多く含む食材が老化予防のキーポイント。掲載料理には、それぞれのアンチエイジングの効能と作り方を掲載。

白澤卓二

白澤卓二(しらさわ たくじ)Takuji Shirasawa

千葉大学大学院医学研究科博士課程卒。
順天堂大学大学院医学研究科加齢制御医学講座 教授
株式会社アンチエイジングサイエンス取締役CSO
日本抗加齢医学会理事 日本基礎老化学会幹事
寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー病の分子生物学、アスリート遺伝子の研究を専門とし、日本抗加齢学会理事を務めるなど、アンチエイジングの第一人者の一人。主な著書に「老化時計」「長寿と遺伝子」がある。



多田鐸介

多田鐸介(ただ たくすけ) Takusuke Tada

「ユリス麻布十番」代表取締役総料理長
ル・コルドン・ブルー・パリで学び、パリのミシュラン星付きのレストランで料理に携わる。ル・コルドン・ブルー・パリ東京校開校とともに帰国し、講師に就任。その後大手ホテル・レストランを経て、ドイツの厨房機器メーカー「ラショナル社」のフードアドバイザーに就任。病院食・介護食に深く携わる。2002年ユリス麻布十番開店。著書に「三浦家の元気な食卓」がある。

この記事について是非あなたのご意見を聞かせてください。ご意見はこちらへ