アンチエイジングクッキング
●カロリーと寿命との関係
アンチエイジングクッキングの組み立ての中で、食材選びの次ぎに重要となるのが、摂取カロリーと栄養素の関係です。糖尿病をすでに発症している人は、摂取カロリーの管理が病気のコントロールには必須であることはすでに知っていると思います。しかし摂取カロリーを制限されたからといって、糖尿病食に幻滅を感じる必要はありません。決められたカロリーの枠の中で、いくらでも美味しいアンチエイジングメニューを組み立てることが可能です。しかし、仮に糖尿病を発症していない人であっても、将来における生活習慣病の予防のためには、カロリーは必要最低限に近い食事を心がけることがアンチエイジングクッキングのポイントです。ネズミをカロリー制限した実験でも、最終的には動物の寿命が3-4割延長していることが証明されています。適正なカロリーのコントロールが生活習慣病全般の予防につながること、過剰摂取が生活習慣病の発症、ガンの発症、認知症の発症につながっていることが科学的に明らかにされています。
しかし、厳密にカロリーを制限すると、時に、栄養素が足りなくなり、骨のミネラルや筋力が低下したりしますので細心の注意が必要です。低栄養による骨・筋力低下を予防するためにも、ビタミン、ミネラルを十分に確保する必要があり、野菜、フルーツやここでご紹介する雑穀などを食事の中に上手に取り入れていくことがアンチエイジングクッキングのポイントになります。
雑穀はタンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な健康食材のかたまりです
※ そばに含まれるポリフェノール成分であるルチンは血圧降下や血管強化作用があります。特にスプラウトにはそばの実の100倍もルチンが含まれています。肝臓病、高血圧、糖尿病などの生活習慣病の予防に効果が認められます。
※赤米の赤色系色素はタンニン、黒米の紫黒系色素はアントシアニンと呼ばれる強い抗酸化作用がある植物性フィトケミカルで、体の老化予防効果があります。また、雑穀はタンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な健康食材の固まりです。
※五穀米、古代米は良質タンパク質、ビタミンE、食物繊維など栄養素がすべて含まれた食材で栄養バランスが抜群なアンチエイジング食材です。
※雑穀に豊富に含まれる食物繊維には整腸作用があり、毎日の快適な便通を促します。雑穀は腸管でコレステロールの吸収をおさえたり、ビタミンなどの必要な栄養素の吸収を助けます。
■ 五穀米のリゾット 201kcal
そばの実、押し麦、もちきび、みどり米、紫米に含まれる良質たんぱく質、ビタミンE、食物繊維など栄養素がすべて含まれたおしゃれでヘルシーな五穀米のアンチエイジング・リゾットです。ポーチドエッグと大葉を添えて栄養のバランスをとりました。家族みんなで楽しめるファミリーメニューです。
[作り方]
@* 出し汁を沸かし、A(五穀米)を入れ、焦げないように混ぜながら15分煮る。
A1を塩こしょう(分量外)で味を調える。
B2にE(エクストラバージンオイル)を加え、皿に盛る。
C3にB(ポーチドエッグ)をのせ、上にC(大葉)とD(ごま)をあしらう。
[アンチエイジング・ポイント]
五穀米、大葉、エクストラバージンオリーブオイル、卵
[材料(5人前)]
| A 五穀米 | 2パック(水にもどし1時間おく) |
| B ポーチドエッグ | 2個 |
| C 大葉 | 適量 |
| D ごま | 適量 |
| E エクストラバージンオリーブオイル | 30cc |
| * 出し汁 | 700cc |









