今月の一本
日本酒にはその造り方から様々な種類がありますが、日本酒の造り方はまたの機会にとっておいて、菊正宗のお酒は、普通酒、純米酒、吟醸酒など、どれをとっても安心して飲めます。
兵庫県の灘の酒は有名ですが、実はどの銘柄が灘で作られているかわからないのが原状です。しかし、ここで造られる「大吟醸」「特醸雅」は、兵庫県の特A地区で、日本酒の原料となる米の中でもっとも知名度が高く最高品質を誇る山田錦という酒造好適米を作り出す田だけと契約を結び製造している、文字通り灘のお酒です。
日本酒の美味しさは「うまみ」をどう表現するかによりますが、和食と一緒にいただくと、これほど日本人でよかったと思わせるほどの相性を感じさせるものは他にはないかもしれません。お刺身と塩・しょうゆ。うなぎの蒲焼とタレ。鍋物。太る原因になるかもしれませんが、部類のご飯好きには炊き立ての白いご飯と日本酒もたまらないものです。
大手メーカを始め、小さい醸造所でも、誰しもが美味しさを探求しこれが美味しいものだと自負しながら造っています。自分に合う・合わないは主観の問題ですから、これが絶対とはいえませんのであしからず。
「菊正宗」は阪神大震災の被害を受けたものの、すぐに復旧し、文化事業や社会貢献にさらに力をいれイメージアップに努めた企業です。
日本文化の一つとして「日本酒」を世界に広めたいという想いから、手軽にどこへでも持ち運べるような容器入りのお酒や、CMにも見られるように家庭で美味しく安く気軽に飲めるお酒、また、品質にこだわった吟醸、純米吟醸などの高級品まで、多くのラインナップをとりそろえています。
純米吟醸・吟醸でしたら少し冷やして冷酒で、少し寒さを感じたら人肌に近い35度から40度ほどのぬる燗でもいけますよ。特撰や上撰と書いてあるものでしたら、50度くらいまで温めてもいいので、熱燗で飲まれてみてはいかがでしょう。9月9日の重陽の節句にちなんで、日本酒の杯に食用菊の花びらをちりばめて、菊正宗の熱燗を注ぐのもおつなものではないでしょうか。
あまり人には進められませんが、この季節冷やして飲みたいが為と、量を飲みたいが為に、私は日本酒をロックスタイルで飲むことがあります。造り手や日本酒ファンの方々には「邪道」だと批判されるのは承知の上ですが、これは止められません。家で飲む分にはどのように飲んでも良いのではないかと思います。
日本酒(お酒の文化)も大陸から(中国から)流れ着いたものですし、重陽の節句である9月9日にちなんだ菊の節句も中国から伝わったものですが、日本人の手にかかれば素晴らしく美味しい世界に生まれ変わります。
日本食と日本酒の相性は他国の食と酒に絶対に負けない世界に誇れることだと思います。日本食の文化と合わせて日本酒の文化も是非もっともっと世界に発信できたらいいと自分勝手に思っています。





