第31回「今月の小僧」小瀧歩さん

始まりは一通のメールマガジン

冬のエコキャンプビレッジ
「週末は過疎村に行こう!」というメルマガが、ロハスクラブネットワークへの第1歩だった。
エコビレッジ開村

エコキャンプで仲間と宴会
実際、仲間と週末に東北や関東近県、四国などの過疎村を訪ねたり、エコツアーを開催したりと、次第にメンバーが増えてきた4年ほど前、長野県小諸市にある廃校を買わないかという打診を受ける。ちょうど「会員が集まれる拠点のような場所があると良いね、と話していたところだった」ので、購入に向けて動き出す。その過程で、組織を任意団体から株式会社に変更するなど、紆余曲折を経てようやく完成したのが、地域と首都圏のコミュニティー「エコキャンプビレッジ」。今では地元の人たちが中心となって運営し、新たに地産池消カフェの開設も目指すなど、田舎と都会を繋いで、いい形で廻り始めているという。
縁(えにし)

エコキャンプビレッジで間伐作業中
そこへ、三重のある企業家から伊勢・志摩を舞台にした事業の話が来る。伊勢志摩の自然を活かしたホテルビジネスで、小諸?伊勢志摩?自宅のある横浜と「3地域居住」を続けながら実現に向けて動き出したが、これは残念ながらうまくいかず断念せざるを得なかった。しかし、長野は父方の、三重は母方の故郷であり、全く偶然に、しかも続けて、長野と三重から事業の話が来たことに不思議な縁を感じるという。
元々の自然派志向も、子供の頃、母方の故郷三重で過ごしたことが大きいというが、大の田舎好きは、潜在的に両親から受け継いだものなのかもしれない。
農業を仕事に
家族も一緒に農業
イタリアのオーガニック化粧品工場
目標はロハスな生活

伊勢志摩エコツアーにて
せめて週末や休暇の時には、家族を連れてのアグリツーリズモやエコツアーに精を出す。毎日理想の生活を送るのは難しくとも、心に留めておけば、いつかきっと理想にあった生き方ができると信じて、農業と自然をテーマとした仕事漬けの日々がもうしばらく続きそうだ。
インタビュアー:堀込多津子
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小瀧歩(こたき あゆむ)
ロハスクラブネットワーク代表。 金融機関、外資系コンサルタント会社を経て、新興市場大証「ヘラクレス」の立ち上げに参画、ヘラクレス本部長就任。06年ライブドアグループ弥生株式会社経営企画・内部統制・CSR担当執行役員に就任。 M&Aプロジェクトの責任者として710億円のLBOを実現。08年3月弥生を退社し独立。 現在は、株式会社大地を守る会との業務提携により、ファーマーズマーケット「小諸エコキャンプビレッジ」、会員制農業実習「六本木農業倶楽部KU」のソーシャルベンチャービジネスを模索中。 |
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