
ソムリエ港のこだわりワイン
Vol.6 「カイツナ・ヴァレー ソーヴィニョン・ブラン」
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Kaituna Valley Sauvignon Blanc 2006 〜
“ニュージーランドのワイン”ってどんなイメージをお持ちですか?
日本を小さくした(ニュージーランドの方々に失礼になるかもしれませんが)ような形の国?
皆様にとってはイメージがあまり多くない国、かもしれませんね。私たちにとっても、いわば「ニューワールド」のワイン国になります。
国の形から説明しますと、北島と南島に別れていて、そのどちらでも美味しいワインが作られています。
ニュージーランドにはいま約15種類ほどのワイン用葡萄が植えられていますが、近年赤ワイン用では、ピノ・ノワールが大変な人気になっています。また白ワイン用葡萄品種では、このソーヴィニョン・ブランの人気がうなぎのぼりです。
今回ご紹介する「カイツナ・ヴァレー ソーヴィニョン・ブラン」は、ニュージーランド南島の北側に位置するマルボロ地区と、その南側のカンタベリー地区の2箇所の畑から作られています。日本で言えば、北島は北海道、南島は本州(東北地区から関東くらい)といった感じ。マルボロ、カンタベリーは本州の青森と宮城あたりですかね。
そのうちカンタベリー地区バンクス半島の特別な畑「カイツナ・ヴィンヤード」では、収穫量は少なくなりますが、一本一本の苗木を大切にするために、葡萄の一房一房を手で刈り取っています。
2006年のヴィンテージが付いているこの年、ニュージーランドの「インターナショナル・コンペティション リキュールトップ100」で見事トップ100に入ったほどの味わいがあります。
飲んでいただきたい温度は、少し冷やしめで、7度から10度の間で飲まれるとさらに美味しく感じるでしょう。セラーから出して飲まれる方は、飲まれる2時間前に冷蔵庫へ入れてください。もしくは、氷をいっぱい入れたバケツに水を入れて15分前に肩までワインをつけてください。セラーがない方は半日前に冷蔵庫にいれていただいたら大丈夫です。何もない状態ですと氷の入ったバケツにお水を入れて20分放置!そしたらいまの外気温ですと7度まで下がります。
美味しく飲めるグラスとしては、あまり大きくないものがベストだと思います。普通のワイングラスで美味しく感じることが出来ます。
合わせたい料理ですが、柑橘系とフルーツトマトを使った、お酢を使わないドレッシングで爽やかにサラダ仕立て。白身魚のカルパッチョ。野菜とコンソメを使ったテリーヌなど。
ご自宅であれば、これからの季節、出汁をしっかりとったお魚中心の鍋料理。もしくは鳥鍋(ミソではなく薄口のしょうゆと出汁)かな。
つまみでは、コンビニエンスストアーで買ってくるおでんは如何でしょう。
ワインは肩肘張らずに、気軽に、気楽に、です。
プロフィール

港信之(みなとのぶゆき)
ソムリエ、銀座Wine・Bar・Italian「SPACE」取締役支配人。2004年12月ホテル西洋銀座で開催されたジョエル・ロブションとロバート・パーカー両氏による「ヘドニスト・ディナー」(いわゆる「100万円ディナー」)のシェフ・ソムリエを務める等、数々のイベントで活躍した伝説的なソムリエ。
現在は銀座にある、イタリアンキュイジーヌとワインを楽しめるお店「SPACE」の支配人を務める。
バーテンダーとしても内外の大会で入賞する等、ワインに限らず、シングルモルトや日本酒、焼酎等お酒に関する知識は超一流。実際の作り手との交流も欠かさない。
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