ソムリエ港のこだわりワイン
このごろ話題に上っているイタリアはシチリア島よりのご案内です。
今回ご紹介しますこの「Tola」は、シチリア一と言われるくらい優秀な畑の、最上級の土壌から、質の高い葡萄を各種作り上げています。1943年以来、比較的小さな樽で作られるワインは、出来上がりも、個性も抜きん出ています。
シチリア特有の濃い味わい、アルコールのアタックも比較的に強く(アルコール度13.5%)パワフルな感じがあります。
葡萄品種はネロ・ダーボラという、シチリア島原産と言われ、樽熟成に向いているしっかりした硬い味わいの葡萄と、メルローというフランスはじめイタリア、アメリカと広く親しまれている、優しさと深いコクが特長の2種類をブレンドし、2種類のよいところをバランスよく表現しています。
香りの表現ですが、ローストしたスパイスや、プラムのジャム、コーヒー豆の香りも感じることが出来ます。
飲んで頂きたい温度は赤ワインとしたら若干低めの15度から17度くらいがベストかな。
グラスは大きめがベスト。
あわせたい料理は、バルサミコをソースに使用したスパイシーなフォアグラのソテー、子羊の背肉のソテー、スパイスを利かせたソースで。中華料理でもいいものがあります。牛挽き肉のスパイス炒めレタス包みや小籠包では如何でしょう。
もっと簡単に。ちょっと高級な食材となってしまいますが、イベリコハムとルッコラで作ったちょっとしたおつまみや、パルミジャーノチーズなどは如何でしょうか。更に簡単に、ブラックオリーブや生チョコレートなどつまみながら、というのもいかがですか?
ワインは肩肘張らずに、気軽に、気楽に、ですよ。
プロフィール

港信之(みなとのぶゆき)
ソムリエ、銀座Wine・Bar・Italian「SPACE」取締役支配人。2004年12月ホテル西洋銀座で開催されたジョエル・ロブションとロバート・パーカー両氏による「ヘドニスト・ディナー」(いわゆる「100万円ディナー」)のシェフ・ソムリエを務める等、数々のイベントで活躍した伝説的なソムリエ。
現在は銀座にある、イタリアンキュイジーヌとワインを楽しめるお店「SPACE」の支配人を務める。
バーテンダーとしても内外の大会で入賞する等、ワインに限らず、シングルモルトや日本酒、焼酎等お酒に関する知識は超一流。実際の作り手との交流も欠かさない。
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